【メンズ】ファンデーションの種類・肌への優しさは?

みなさんこんにちは、SUKOです。
本日のテーマは「ファンデーションの種類・肌への優しさ」についてです。
最近は色々なタイプのファンデーションが出てきていますよね。
たくさんありすぎてどれが自分に合うのかわからない!や男性でも何の種類を使ってみようかな、と考えている方にもわかる内容でお話していこうと思います。
それぞれの特徴はもちろん、肌質別や仕上がり、季節に関するオススメのタイプも解説していきます。
それでは早速見ていきましょう!
【解説】ファンデーションの種類
ご存知の方も多いですが、ファンデーションにはいくつか種類があります。
ここで、それぞれの特徴を解説していきましょう。
パウダーファンデーション
<特徴>
パウダータイプは油性成分をコーティングして粉末状にして、その粉末を固形状に押し固めたものです。
ファンデーションの中でも扱いやすいので、初めて使う方にもオススメです。
つける時は基本はスポンジですが、最近ではブラシを使って余分な粉を払いながら必要な分だけつけることができる方法も浸透してきています。
<仕上がり>
粉状なので、マット(あまりツヤが出ない)な仕上がりになります。
つけた時の感触はさらっとしています。
<相性の良い肌質>
皮脂の吸収もしっかりできるので、脂性(オイリー)肌と相性が良いです。
また、部分的に皮脂の出やすい混合タイプとも相性が良いです。
<カバー力>
あまり強くないので、自然な仕上がりがお好みの方はイメージ通りのベースメイク作りが出来るのでオススメです。
<オススメの季節>
通年使用でも問題ありませんが、粉状の性質から崩れを抑える効果が高いので汗・皮脂の出やすい夏の利用は特にオススメです、
リキッドファンデーション
水分と油分が多いため乾燥しやすい方におすすめです。潤いを与えながらツヤのある印象に仕上げてくれるものが多いです!
<特徴>
リキッドタイプは名前の通り「リキッド=液体状」のファンデーションです。
後述のクリームタイプと形状が似ていますが、歯磨き粉状のクリームタイプに対し、水状でサラサラしています。
水状の性質を生かし、美容成分を多く配合した商品も多く出ています。
つけ方は指で直付けやスポンジ使用が主流です。また最近では、スプレー状になって直接吹きかけるものも出てきています。
<仕上がり>
水状の性質を生かし、シアー(ツヤ)な印象を演出します。
ツヤが出る=ハリを強調・演出=シワ・たるみのカバー=若々しい印象につながります。反対にカバー力が高いと作り込んだ印象になるのでマット(ツヤがない)仕上がりになりやすいです。
<相性の良い肌質>
乾燥肌タイプは特にオススメです。
カサついた印象を艶やかに見せるメイク効果と美容成分で保湿ケアできるスキンケア効果の2つのメリットがあります。
つまり、綺麗に見せながら肌自体も綺麗に補修する効果が高いです。
また、部分的に乾燥のある混合肌とも相性が良いです。
<カバー力>
パウダータイプよりはカバー力はありますが、さらっとした形状なので薄づきになりやすいことから、割と自然な印象になりやすいです。
肌が乾燥しやすくて、自然な仕上がりが希望の方にはリキッドタイプはオススメです。
<オススメの季節>
乾燥しやすい冬に特に効果を発揮してくれます。
カサついた印象からシアーな印象へ近づけ、つけながら乾燥の原因を改善させてくれる効果が期待できます。
クリームファンデーション
<特徴>
クリームタイプは、油性成分を多く含んだファンデーションです。形状は歯磨き粉のようなコクのあるピタッとしたものになります。
つける時は指やスポンジ、平ブラシやヘラなどつけ方が多岐に渡るのも特長です。
<仕上がり>
液体の部類なので、シアー(ツヤ)は出やすいです。まれに、カバー力を強く押すことでセミマット(あまりツヤがない)な仕上がりになるものもあります。
作り込んだ仕上がりや肌トラブルをしっかり隠したい方にオススメです。
<相性の良い肌質>
凹凸の出やすい乾燥トラブルを持ち前のピタッとした感触で滑らかにしてくれるので、乾燥肌の方は相性が良いです。
部分乾燥の混合肌もテカる部分を抑えめに塗れば効果があります。
<カバー力>
カバー力は非常に高いです。タイプ別に見ても1番高いと言っても良いくらいです。
コクのあるピタッとした形状がしっかりフィットするので、目の下のクマなど強力な色ムラやにきび跡などの凹凸を隠す効果が高いです。
<オススメの季節>
ピタッと密着する特徴から、乾燥の季節=冬はオススメです。
注意点として、カバー力が高い点が裏目にでることがあります。
クリームタイプは、量を使いすぎると汗・皮脂崩れしやすいので、夏場は量に注意して使用することをオススメします。
クッションファンデーション
<特徴>
容器の中にスポンジ状のクッションが入っていて、そのクッションにリキッドファンデを染み込ませた新しいタイプのファンデーションです。
日焼け止め・化粧下地・コンシーラーの効果も入っているので、スキンケアをつけてクッションファンデでおしまい!という時短メイクも可能です。
つけ方は、付属のパフをクッション部分に押しあてて、パフ側についたものを顔に塗っていきます。
クッションに液体を染み込ませているので、中身がこぼれることなく持ち運び・化粧直しができる便利なアイテムです。
<仕上がり>
クッションの中入っているのはリキッドタイプなので、つけた直後はだいたいのものはシアー(ツヤの出る)な仕上がりになります。
中には、時間が経つとマット(ツヤのない)な印象になるものもあります。
<相性の良い肌質>
乾燥した肌も綺麗に仕上げることが可能です。
部分乾燥の混合肌もオススメです。
<カバー力>
ある程度のカバー力はありますが、クリームタイプよりは弱いです。
ツヤと程よいカバー力のある仕上がりを求めたい方にオススメです。
<オススメの季節>
通年通して使用可能です。日焼け止め成分も中に入っているので、紫外線量が以外と強くうっかり日焼けしやすい春や秋にも対応しています。
以上で種類別の解説は終了になります。ご自身に合いそうなタイプは見つけられたでしょうか?
ちなみに、ファンデーションには肌に優しい種類があることを知っていますか?次は、つけたいけど荒れちゃったりするのが心配で・・・という方にもオススメのファンデについてお話していきます。
肌に優しいファンデーションってあるの?
肌に優しいファンデですが、「ミネラルファンデーション」という種類が該当します。
ミネラルファンデーションとは、
マイカ・酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄などのミネラル(天然鉱物)を主成分として作られたファンデーションのこと。(Wikipediaより抜粋)
なぜ肌に優しいかというと、主成分の酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄などはすでに酸化という化学反応を起こし終わったもので、安定した形状です。化学反応が肌の上で起きると刺激になってかゆみなど肌荒れを引き起こすので、これらの成分は肌の上にのせてもこれ以上は反応しないことから、安心して使うことができるという訳なんです。
この理由もあって、個人的にも肌荒れしやすい方やすでに荒れているときでもベースメイクをしたい方にミネラルファンデはオススメだと考えています。
しかし、選ぶときに注意点があります。それは、ミネラルファンデーションの形状。
ミネラルファンデは元々は米国発祥。現地で大人気となったことで、日本でも販売されるようになりました。米国ではパウダータイプが主流ですが、日本ではパウダータイプだけでなく、クリーム・リキッドタイプなども開発され、色々な種類へと進化している経緯があります。
ミネラルファンデを謳っているいる商品を見てみると、パウダータイプのものは、ほとんどの物が10種類以下のシンプルな成分構成で作られているのですが、リキッドやクリームタイプだと、結構色々なものが含まれています。こうなってくると、本来イメージしている「肌に優しいミネラルファンデーション」とは意味合いが変わってきます。
実は、ミネラルファンデの明確な定義はないので、100%天然素材のものも、ミネラル成分入りの何十種類も原料を入れたものでも、「ミネラルファンデーション」と名乗ることができるんです。厳格なルールがないので色々な解釈ができると言う訳ですね。そういう背景があることを理解した上で、購入する際は成分を見てなるべく成分数が少ないものや先ほどの「酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄」が主成分になっているものを選ぶことをお勧めします。(成分表は、配合比率の多い順に記載するルールがあるので、上位に書いてあるものを主成分として認識できるかと思います。)
まとめ
今回は、パウダー・リキッド・クリーム・クッションファンデーションの種類解説と肌に優しい「ミネラルファンデーション」についてお話しました。
それぞれの項目別順位で言うと、
◆カバー力:パウダー<リキッド<クッション<クリーム
◆シアー(ツヤ)感:パウダー<クリーム<クッション≦リキッド
◆崩れにくさ:クリーム<リキッド≦クッション<パウダー
(一般的な成分特徴より記載しています。製品特徴やブランドコンセプトによっては、上記内容と異なる商品展開をしているものもあります)
また、肌に優しいとされるミネラルファンデーションは色々な種類で発売されていますが、肌に優しいやミネラルの定義自体は曖昧なので、「すべてのミネラル=優しくて敏感な方にも安全」の認識を持つのではなく、成分表示をしっかり見て、シンプルな成分数であることや酸化チタン・酸化亜鉛・酸化鉄など安定した成分が配合されているものを選ぶことが重要です。
もちろん、毎日使うパフやブラシが汚れていると肌への刺激になりますので、道具のメンテナンスもお忘れなく。
それではまた!
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