肌断食の効果は嘘?肌荒れの原因は?

みなさんこんにちは、SUKOです。
「肌断食をしたら肌荒れが・・」と悩んでいませんか?
お肌にはもともとの機能で綺麗になろうとする力があり、それを「自己治療力」とも言います。
すでに持っているお肌の治療力を最大限に生かすためには必要最低限のスキンケアをすることが大切です。
肌断食には洗顔料も使わないで、使うとしたら「ワセリンのみ」という方法もありますが、試したことがありますが私にはあいませんでした・・・。一時的に肌荒れがしてしまい、続けることができませんでした。
いろんなスキンケア法を試してきた私だからお伝えできる情報を今回のテーマである「肌断食の効果は嘘?」でご紹介させていただきます。
最近良く聞かれるこの言葉。
同類の言葉で「スキン・ファスティング」などもありますね。
その美容法は効果があるのか?ないのか?今回はそんな話をしていこうと思います。
そもそも肌断食とは?
そもそも肌断食って何?という方もいると思います。なので、まずは概要や効果の説明から詳しく解説していきます。
概要
本来のバリア機能や保湿機能などを活かすために、化粧水などのスキンケア全般をストップすること。
あえて美容成分を与えず自分自身の回復・補修力を呼び覚ますことで、美しい状態や悩みがない状態を目指す美容法になります。
与える美容法ではなく質改善の美容法になります。
定義
実は明確な定義はありません。
なので、こうしないといけない!
という決まりはなく、やり方は多く存在します。
言ってしまえば、自己流やオリジナルでも立派な肌断食になるという訳です。
ある人は洗顔は水やぬるま湯のみで、
メイクやスキンケアも完全につけないハードなタイプの方もいれば、
平日はしっかりお手入れ・メイクをして、週末だけ何もつけない方法や
スキンケア品数を1−2品で少なくするといったちょこっとバージョンまで
その種類は多種多様です。
想定される効果
個人差があるものの、乾燥・毛穴トラブルの改善が期待できます。
その理由は、刺激や負担が減り、本来の保湿・バリア機能が整う事で悩みが改善すると考えられるためです。
どういうことかと言うと、お肌は乾燥した状態になると潤い(水分)が顔の外に逃げないように皮脂を過剰に分泌します。
適度な量は必須ですが過度に出てしまうと、皮脂が毛穴に詰まったりします。
その状態が長く続くと毛穴の目立ちや大人ニキビを引き起こしてしまうことも。
そこで、肌断食することによって偏っていた保湿・バリア機能が正常になり、
水分や油分のバランスが整ってきます。
そうすると、出過ぎていた皮脂が減少して適正な量になります。
こうなることで、先ほど行った乾燥や毛穴トラブルが起こりにくくなるという訳です。
また、乾燥しにくくなってうるおいで満たされることで、バリア機能(抵抗力)が高まるほかのもハリ・ツヤを実感することも期待できます。
注意点
今まで洗浄力の高い洗剤(洗顔料)を使用していた方は要注意です。
辞めた途端肌荒れをしてしまう確率が高いです。
なぜなら今まで強い洗浄成分で皮脂を洗っていた肌は、その洗浄力に慣れてしまい、肌断食をした瞬間の格差で肌荒れがしてしまいます。
できるだけ肌断食をする場合洗浄成分を徐々に弱くしていくことをおすすめします。
今までしてきたスキンケアはいきなり変えてはいけないということですね。
注意点として、この美容法は向き・不向きが大きく出る美容法だと筆者は考えています。
スキンケアやメイクを辞めてすぐに良くなった!という人もいれば、逆に肌がもっと荒れて大変なことになったという例も耳にします。
トラブルの一例として、乾燥がひどくなる・シミが濃くなる・小じわが出てくる・皮がむける・かゆみ等が挙げられています。
また、人によっては、「好転反応」という一時的な荒れやニキビなどの吹き出物が出てしまったり、乾燥したりして場合によっては痛みを伴う場合もあるようです。
先ほどいった好転反応を乗り越えると徐々に肌質が変わり、荒れた状態が回復、結果スキンケアがいらなくなったという話もあります。
そう言った訳で、一般的なお手入れ・メイクなどによる美容法とは異なり、ご自身に合っている美容法なのか慎重に見極めたうえで行うことがとても重要です。
さて、基本情報としてここまで解説してきましたが、本題の「肌断食の効果は嘘なのか?」についてお話していこうと思います。
結論として、「嘘ではないが良くなる根拠もない」が筆者の回答です。
というのも、そもそも肌断食を行うことで必ず良くなる!という科学的根拠はないことをご存知でしょうか?
肌断食には科学的根拠ない
近年オススメの美容法として出ている肌断食ですが、実は科学的に効果があることは現時点で証明されていないんです。
つまり、必ず良くなる根拠はないということ。
これだけ多くの方法や書籍まで出ているのに効果が証明されていないってちょっとびっくりしますよね。
そうなると、やってみて効果がでない方の心境としては「この美容法は嘘だ!」と、言いたくなるもの無理はありません。
それでも書籍や多くのネット記事が出ているのは何故なのでしょうか?
その答えとして、この美容法を通して自分自身の肌と向き合うことが重要なのです。
確かに肌断食をすることに直接の科学的根拠はありません。
が、近年、色々な化粧品アイテムが発売されて、複雑になっているスキンケアやメイクが、乾燥や大人ニキビが増える原因(根拠)になっていることはあります。
どういうことか。例で言うと、
ファンデーションの耐久効果(落ちにくい処方など)が上がる
↓
クレンジングで落としきれない
↓
毛穴などに残った古いファンデーションが酸化して刺激になる
↓
乾燥や毛穴トラブルを引き起こす
と言った流れにつながる訳です。
こういった間接的な根拠が多く眠っているお手入れを、肌断食を通していらないものをカットすることで、
今のお手入れが本当に必要なのかを見極める機会を作る方法として取り上げられているのだと思います。
あくまでゴールは「悩みのない肌を手に入れること」で、
そのゴールに行くための手段として
「肌断食と言う方法を試す」という考え方になる訳です。
肌断食で効果が出ない方はトラブルを治す方法が肌断食以外にある、と言う気づきにもなるので、それが分かったら、次のトラブルを見つけるために心置きなく次の美容法にチャレンジできる訳です。
まとめ
今回は肌断食の効果は嘘なのか?についてお話しました。
◆本来の持っているバリア機能や保湿機能などを活かすために、化粧水などのスキンケア全般をストップすること。与える美容法ではなく、本来持つ力を呼び覚ますことで肌質改善を狙った美容法である
◆厳格なルールはなく、100%何もつけない方法から週に1-2回何もつけないなど緩やかな方法までその方法は多岐にわたり、自己流の方法で行える
◆期待される効果としては、乾燥や毛穴トラブルの改善。仕組みとしては、何もつけないことで元々持っている補修・回復力を呼び覚ますことで上記悩みを改善させる
◆注意点としては、個人差が大きく出る美容法なので荒れ・トラブルを起こす場合もあるのでその点は注意が必要
実は肌断食自体は、科学的根拠は現時点ではない。
行うことで必ず良くなるという「直接的根拠」はないものの、複雑になっているスキンケアやメイクが、
乾燥や毛穴トラブルを発生させる原因を取り除く手段として肌断食を行う
「間接的根拠」として近年多く紹介されている。
人によって効果の良し悪しが大きく変わるのが化粧品分野。
本内容の題名にもなっている「効果は嘘?」という部分も
個人差のある美容法だからこそ話にあがってくるワードなのだと思います。
肌断食を行うことで重要なのは、
毎日の習慣を見直し、その全てが本当に必要なのかを自分自身と向き合って再考すること。
あくまでゴールは「悩みのない肌を手に入れること」で、
そのゴールに行くための手段として「肌断食」を使う。
ということを心に留めておくことが重要なのかな、と思います。
もちろん良い状態を得るためには美容法の調査も必要ですが、
日頃の生活習慣を整えることがとても大事です。
どんなに自分に合う化粧品や美容法が見つかったとしても、生活習慣が乱れていたらどうしようもないですからね。不摂生や偏食には気を付けて健やかな生活を送ることを心がけましょう。
ちなみに、MAX COSMETICでは美容情報提供と並行して、様々な肌質の方が安心して使用できるスキンケアアイテムの開発を検討しています。
新しい情報が出次第、随時お知らせしていきますので、こちらも是非お楽しみに!
それではまた!
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