ヘアカラーをする方注意!!顔の肌荒れの原因と対策について

敏感肌のためのヘアケア
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「ヘアカラーをすると、なぜか顔の肌荒れが気になる」
「顔に赤みやかゆみが出るけど、カラー剤のアレルギーなの?」

このように、ヘアカラーによるトラブルで悩んでいる人は少なくありません。
でも、薬剤をつけた頭皮が荒れるのはわかるけど、どうして顔の肌が荒れてしまうのか…?

今回は、そんな不安や疑問を持っている方に向けて、ヘアカラーで顔の肌荒れが起こる原因と対策について詳しくお話していきたいと思います。

ヘアカラーで顔の肌荒れが起きる3つの原因

それでは早速「ヘアカラーで顔の肌荒れが起きるのはなぜか?」ということで、大きく分けて3つの原因をご紹介します。
3つ目はちょっと例外かもしれませんが、実際にみられる肌荒れ原因なのでぜひチェックしてみてくださいね!

【原因1】ジアミンなどの酸化染料によるアレルギー

ヘアカラーで顔の肌荒れが起こる大きな原因としては、カラー剤に含まれている「パラフェニレンジアミン(PPDA)」などの酸化染料によるアレルギーがあげられます。

これは、通称「ジアミン」と呼ばれており、市販やサロン用問わず、一般的なヘアカラー薬剤にはほとんど入っていると思っていただいて良いでしょう。

ジアミンが入っていることによって、髪色の持ちが良くなったり、1回でしっかり染まるなどメリットはたくさんあります。
しかし、ヘアカラーでかぶれや肌荒れを起こす大きな原因になっているのも事実!

ジアミンアレルギーの症状は、

  • 頭皮や髪の生え際にブツブツができる
  • 頭皮がかゆくなる
  • 顔や首に赤みや肌荒れが現れる
  • 顔に湿疹ができてかゆくなる
  • 頭皮や顔が腫れる

などがあげられます。
これらの症状が出るまでの時間は個人差があり、ヘアカラーをした直後から異変を感じる方もいれば、24~48時間程度経過してから症状が出現することも珍しくありません。
(時間差で症状が出てくるものを、遅延型アレルギーといいます。)

ジアミンアレルギーは、カラー剤が直接ついた場所だけではなく、首や顔にもトラブルが出てくるのが特徴です。

【原因2】染毛剤による接触性皮膚炎(かぶれ)

ヘアカラーで顔の肌荒れが起こる原因として、次に多いのが「染毛剤による接触性皮膚炎」です。これは、非アレルギー性のかぶれであることがほとんど。

主に、カラー剤に含まれるさまざまな薬剤の刺激が原因となって、かゆみや赤み、ブツブツ、痛みなどの症状が出現します。
特徴としては、ヘアカラーの施術中に違和感を覚える人が多く、アレルギーとは違い「遅延型」で症状が出ることは滅多にありません。

接触性皮膚炎は、もともと肌が敏感な人に多くみられ、すすぎの際に薬剤が顔に飛んでしまった場合にも起こることがあります。
化粧水や乳液をはじめ、ワックスやヘアオイルなどで「かぶれ」を起こしやすい人は、この接触性皮膚炎に注意したい体質といえるでしょう。

【原因3】ストレス反応による顔の肌荒れ

上記のジアミンアレルギーや接触性皮膚炎以外にも、「ストレス反応」によってヘアカラー後に顔の肌荒れを起こしてしまう人がいます。
もしかしたら、「そうそう!わかるわ~!」と感じる方も多いのではないでしょうか。

これは、ちょっと例外的な肌荒れの原因なのですが…。
美容院の独特な雰囲気や「人と話すこと」に苦手意識を持っている方の場合、どういうわけか…ヘアカラー後の数日間だけ肌荒れが気になってしまうことも実際にあるのです。

また、ヘアカラーのツンとする香りに対しても、自分では気づかないうちに「ストレス」を感じてしまう人がいるのも事実。

これらの肌荒れは、ヘアカラーの薬剤でアレルギーやかぶれを起こす体質でなくても起こることがあります。

いわゆる「ストレス性の肌荒れ」です。

私たち人間の身体は、さまざまな刺激に対して敏感なもの。
カラー薬剤などの直接的な刺激だけでなく、精神的なストレスからも簡単に肌荒れを起こします。
ニキビ、肌の赤み、かゆみといった「接触性皮膚炎」と似たような肌荒れが起こりますが、特に何もしなくても数日で落ち着くことが多いでしょう。

ちょっと余談ではありますが…、

  • 美容院に行くと必ず頭痛がする
  • 長時間のカラーやパーマをすると肩や首が異常に凝る
  • サロンから帰宅すると尋常じゃなく疲れを感じる

このような症状が出てしまう人も、美容院でのストレスが原因になっていると考えられます。
まさかの美容院ストレス!

人に気を遣いすぎてしまう人や、我慢強いタイプ、真面目な方に多くみられる「美容院疲れ」の典型です。
きっと、当てはまる方も結構いるのではないでしょうか。

ヘアカラーで肌荒れしないために!3つの対策

ヘアカラーでアレルギーや皮膚炎を起こすと、頭皮だけでなく首や顔など広範囲の肌荒れが起こります。
せっかく、キレイになるために受けたヘアカラーで悲惨な目に遭わないためにも、正しい対策をしていきましょう。

【対策1】ジアミン系のカラー剤を使用しない

ヘアカラーで肌荒れしないための対策としては、第一に「ジアミン系のカラー剤を使用しない」ということがあげられます。
特に、一度アレルギーが出てしまった人の場合には、再び同じ薬剤でカラーを行うと、前回よりもさらに重篤な症状に見舞われることになるケースも少なくありません。

本当に酷くなると、肌荒れなんてレベルではなく「全身性の蕁麻疹」「血圧低下」「呼吸困難」といったアナフィラキシーショックを起こすことも。
これらの重い症状はごく稀ですが、念のため注意するようにしましょう。

最近では、低ジアミンカラー、ノンジアミンカラーの薬剤を取り揃えているサロンも増えてきています。ヘナやヘアマニキュア、カラートリートメントなどが、これに該当します。
ジアミンアレルギーがある方は、必ず美容師と相談してから安全な薬剤を使用して施術を受けるようにしてくださいね。

【対策2】パッチテストでアレルギー検査をしておく

ヘアカラーを受ける前には、パッチテスト(皮膚試験)によるアレルギー検査をしておくことをおすすめします。

やり方は、二の腕や首元、耳の裏などの皮膚に1円玉程度の大きさで「薄めたヘアカラー」を塗り、30分ほど放置してアレルギー反応が出ないかどうかを確かめます。

その後、薬剤を拭き取ってから30分経過した時点と、48時間後の状態をチェック。
赤み、かゆみ、ただれなどの異常が出ていないか確認してから、ヘアカラーを受けるようにすると安心でしょう。

パッチテストは、一般的なヘアサロンでも受けることができます。
しかし、ごく稀に「当店ではできません」と断られてしまうこともあるため、事前に電話などで確認しておいてくださいね。

【対策3】リラックスできる美容院(美容師)を選ぶ

自分の心地よい時間を作るためは、美容院選び・美容師選びも大切な要素のひとつです。
本来、サロンや美容室は「髪も心もリラックスできる場所」であるべき。
特に、美容院での時間に対してストレスを感じやすい方の場合には、なんでも遠慮なく話せるような、信頼できる美容師を選ぶことが大切です。

「カラーのニオイが苦手なんです」とか「いつも他の美容院では、頑張って会話することで疲れちゃうんです」など、要望をサラっと話せるような美容師と出会うことができれば、ストレスによる「美容院後の肌荒れ」とは無縁になれるはず。

また、同じ美容師に毎回お願いすることで、アレルギーの有無やお肌の状態などもしっかりと把握してもらえるのも安心できるポイントでしょう。

ヘアカラーで肌荒れした場合は皮膚科医の診察を受けよう

万が一、ヘアカラーで顔の肌荒れを起こしてしまった場合には、市販の塗り薬を勝手に塗ったりせず、皮膚科医の診察を受けるようにしてください。

市販のかゆみ止めや軟膏には、ステロイドや抗生物質が使われています。そのような薬を素人判断で使ってしまうと、逆に症状が悪化してしまうケースも多いため注意が必要です。

また、皮膚科などの医療機関で診察を受ける際には、ヘアカラーの成分表を持参するのがベスト。アレルギーの原因になってしまった成分を特定するのが早くなり、適切な治療をすみやかに受けることが可能です。

「そんな成分表なんて持ってないよ!」と思った方も多いですよね。

でも大丈夫。
ヘアカラーを受けた美容院やサロンなどにお願いすれば、簡単にカラー成分表をもらうことができるんですよ!

すでにアレルギーやかぶれ、肌荒れが出てしまっている状態であれば、できるだけ早めに専門医に診てもらってくださいね。

まとめ

今回は、ヘアカラーをする方に注意して欲しい「顔の肌荒れ」の原因と対策についてお話してきました。

カラー剤に含まれている「ジアミン」などの酸化染料によるアレルギーや、接触性皮膚炎によって、頭皮のみならず顔の肌荒れを起こしてしまう方は少なくありません。

症状がちょっとした赤みやかゆみ、ブツブツ程度だったとしても軽視しないようにしましょう。
ジアミンアレルギーを持っている人が、再び同じへカラーをしてしまうと重篤な皮膚症状が出てしまうケースも。

どうしてもヘアカラーをしたい場合には、ヘアマニキュアやヘナ、カラートリートメントなど「ジアミンが含まれていないカラー」を選ぶ必要があります。
どのような選択肢をチョイスするのがベストなのか、信頼できる美容師と相談しながら決めていきましょうね。

それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

原宿一人経営美容師MAX戸来

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株式会社マクスタート/代表取締役社長 戸来正博 岩手の美容専門学校卒業後20歳原宿の美容院に務め→21歳退社後フリーランスのスタイリストデビュー→22歳美容...

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