髪の毛が顔に当たることで肌荒れをしてしまう原因と対策

敏感肌のためのヘアケア
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ロングヘアはもちろんのこと、ミディアム、セミロング、ボブ、ショートカットなど。さまざまな髪型に挑戦するのは、女性なら誰もワクワクしますよね。

でも、その結果…
「頬に毛先が当たってチクチクする、かゆい」
「襟足がかゆすぎて仕事に集中できない」
「髪型を変えた途端に、ニキビが大量発生しちゃった」
など、予想もしていなかったような事態に悩まされてしまうことも珍しくありません。

そこで今回は、髪の毛が顔に当たることによって「肌荒れ」を起こしてしまう原因と対策についてまとめてみました。
まさに「今」悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

髪の毛で顔が肌荒れを起こすことってあるの?

ちょっと調べてみただけでも、髪の毛が顔に当たって肌荒れを起こしている人を、かなり目にしました。

実際にお店に来店されるお客様からもよく相談をされます。

 

「髪が肌に当たって荒れることってあるんですか?」
「髪の毛でチクチクしてかゆみがあります。対策はありますか?」
など。

実際のところ、髪の毛のカット方法や長さ、スタイルなどによっては「顔や首に髪が当たること」で肌荒れすることは十分に考えられます。敏感肌だからこそのお悩みですね。
また、もともと敏感肌や乾燥肌、アトピー肌の人は、普通肌の人と比較して違和感やトラブルを感じやすいようですね。

髪の毛が当たって肌荒れを起こす3つの原因

髪の毛が顔に当たって「肌荒れ」を起こす原因は、大きくわけて3つあげられます。
ここでは、ひとつずつ詳しくチェックしていきましょう。

【原因1】接触性の肌荒れ

特に、ボブやショートカットの女性に多いのですが、頬や襟足に当たった髪の毛先がチクチクとした刺激となり、お肌にトラブルが出てしまうことは珍しくありません。

症状としては、痒み、細かいブツブツ、ニキビなどが代表的です。初期症状は、多くの人で「かゆみ」を訴えますが、そのまま放置していると凹凸のあるブツブツが頬やアゴ、襟足などに広がってしまうケースもあります。

髪の毛を美容院のハサミでカットした際には、毛先がかなり鋭利な仕上がりになるんですよね。美容院のハサミって、私たちが持っているハサミとはまったく異なり、「切れ味」が良いものが使われているから。

よく切れるハサミを使ってカットした髪の毛は、枝毛になりにくかったり毛先ダメージを受けにくかったりするので、メリットはたくさんあります。
しかし、敏感な肌にとってはこの「スパっと切れた毛先」が弱いお肌に接触して凶器になってしまうことも…。

わかりやすくいえば、細い「剣山」で常にお肌を刺激しているようなモノ。
もちろん、肌が強くてまったく気にならない人もたくさん存在しますが、肌質や体質はひとそれぞれですからね。

「ボブカットにしたら、急に肌荒れがひどくなった」「髪が当たる部分のお肌だけ、かゆみや赤みが出る」なんて人は、間違いなく髪の毛の接触が原因になっていると考えられるでしょう。

【原因2】シャンプー類のすすぎ残しや配合成分によるもの

髪の毛が顔に当たって肌荒れを起こす原因には、接触性のものだけでなく「シャンプーやコンディショナーに含まれる成分」によるアレルギーやかぶれの恐れがあります。

「でも、頭皮は何もトラブルが起きてないし…」と思う方もいるかもしれませんね。

健康な肌であれば反応しない成分でも、目に見えない小さな傷や炎症が起きた箇所では、かゆみや赤み、湿疹などの肌荒れの原因になることがあるのです。

その証拠にシャンプーやコンディショナーなどのパッケージ裏には『傷、はれもの、湿疹等の異常があるところには使わない』『肌に異常が起きていないかよく注意して使う』などの注意書きが記されています。

試しに、今ご自宅のバスルームにあるシャンプーのボトルをチェックしてみてください。
恐らく上記↑のような文章がすごく小さな文字で書かれているはずです。

また、界面活性剤・洗浄剤として「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウレス硫酸ナトリウム」が配合されているシャンプーには注意が必要。

これらの成分は、たんぱく質変容性と呼ばれる作用を持ち、皮膚の大事な保湿成分を溶かし出してしまう働きが確認されています。わりと安価な成分なので、さまざまなシャンプーに含まれているはずです。

またはシャンプーやトリートメント、ヘアスタイリング剤の成分が肌の刺激となりニキビや肌荒れの原因になることだって十分にありますよ。

おでこや背中にニキビがある場合、使用しているステイリング剤類を疑うことが重要となります。

【原因3】頬や首、襟足、デコルテなどの保湿不足

シャワーや洗髪、お風呂あがりには、「髪の毛を乾かした後」に顔や首、デコルテなどの保湿をしている人も少なくないでしょう。
しかし、これはNG。

乾かす前に保湿をしましょう!お風呂上りすぐにです!!

ドライヤーの熱風は、ビショビショの髪の毛を乾かすほどのパワーを持っています。その風を髪に当てるということは、必然的に顔や首まわりのお肌にも大ダメージ。
お風呂あがりの無防備な状態で、ドライヤーの熱風を浴びせてしまっては、お肌もたまったモンじゃありません。
肌表面のバリア層どころか、肌内部の潤い成分までカラカラに乾燥してしまいます。

すると、髪の毛先による「接触性刺激」やシャンプーやトリートメントに含まれる成分の刺激によって、ピリピリ感が気になりやすくなったり、赤み、炎症、ブツブツが発生しやすくなるのです。

 

髪の毛で肌荒れを起こさないようにする!3つの基本対策

それでは、髪の毛で肌荒れを起こさないようにするためには、どのようなポイントに注意する必要があるのでしょうか。
ここでは、3つの基本対策についてお話していきたいと思います!

【対策1】顔まわりの髪をアレンジして肌に当たらないようにする

特におしゃれをする必要のない自宅や自分の部屋では、できるだけピンで留めたりゴムで結ぶなどして、顔に髪の毛が触れないように工夫をしましょう。
少しでも接触している時間を短くした方が、お肌の回復にもつながります。

また、外出時には「好きな髪型を楽しみたい」と思うかもしれませんが、このときも顔まわりだけでもスッキリとヘアアレンジすることをおすすめします。
ねじってから可愛いピンで留めれば、ヘアアレンジ上級者さんにも見えますし、チクチクやかゆみも気にならなくなるので一石二鳥。

「どうしても髪を上げるのは嫌だ」という人は、ニュアンスをつけたふんわりスタイルにすると、チクチク感が軽減されるかもしれません。
髪の毛が原因で肌荒れしてしまっている方に一番良くないのは、毛先が揃って真っ直ぐの「ぱっつんヘア」です。顔や首まわりに当たる髪の量がかなり多くなってしまうので、できるだけ避けましょう。

【対策2】肌に優しいシャンプー・トリートメントを使用する

髪が当たる場所の肌荒れや炎症、かゆみを軽減するためには、お肌に優しい成分が使われているシャンプーやトリートメントを選ぶようにしましょう。

オーガニックでも無添加と記載していても防腐剤が配合されていたり、香料だったり、精油だったりお肌への刺激物が配合されていたりするものもあるから注意をしなくてはいけません。

「原因」の項でもお話した通り、界面活性剤や洗浄剤として配合されている「ラウリル硫酸ナトリウム」「ラウレス硫酸ナトリウム」は避けるべきです。
普段は、あまりチェックしないかもしれませんが、成分表示に必ず目を通してから購入するようにしてくださいね。

さらに、洗髪時はしっかりと成分残りがないように「すすぐ」ことが大事。

このときにお肌をゴシゴシ擦ってしまうのはいけません。お肌はデリケートなので大切に扱いましょう!

疲れている夜のお風呂や、時間のない朝のシャワーでは、「多少ぬるぬるしていても泡さえ流せばいいか」という曖昧な感覚ですすぎをしてしまいがちです。
しかし、泡が消えたからといって成分がしっかり洗い流せているとは限りません。

最低でも2分は丁寧にすすぎ洗いを行うようにしましょう。

また、お肌が敏感に傾いている方の場合には、スタイリングの仕上げで使うワックスやヘアオイルなど、整髪料の成分にも十分注意してくださいね。

ちなみにプリュムワックスはその点すべてクリアしているので、ご安心くださいね。

【対策3】シャンプーや入浴後には必ずドライヤーで乾かす

髪を洗った後には、必ずドライヤーを使用してしっかりと乾かすように心がけてください。
洗いたての髪はもちろん清潔なのですが、濡れたまま時間が経過すると、髪に雑菌がついたり、蒸れることでそれらの菌が繁殖してしまうことがあります。

洗濯物を乾く環境ではないところに放置したら翌日、生乾き、臭いますよね・・・あれは細菌が繁殖したからです。髪の毛も同じことを言うことができます。

だから早く乾かしましょう。

髪が当たって小さな傷ができているお肌には、ほんのちょっとした細菌でも大きな肌トラブルにつながることが珍しくありません。
濡れたままの髪でお布団に入ってしまうと、枕カバーにも水分が移り、そこで細菌が繁殖する恐れもあります。

せめて乾かさないで寝る場合は、ハンドタオルを枕に敷いて寝ましょう!そして必ずそのタオルは一回使ったら洗うことです。

お風呂からあがったら、まず顔とボディの保湿を念入りに行い、その後ドライヤーで髪をしっかりと乾かすようにしましょう。
このとき、100%まで乾かす必要はありません。髪の根元と毛先を中心にドライしたら、残りの2割程度は自然乾燥でも大丈夫です。

※注意忙しい方向けのヘア法を解説しております。基本的にはしっかり乾かしましょう。でもドライヤーの熱で髪の毛が痛む可能性があるから離してくださいね。

明らかに悪化しているなら皮膚科で診察してもらおう

これらの対策を行っても、「どんどん肌荒れが酷くなっている」「ちっとも治る気配がない」という場合には、セルフケアだけでは対処しきれない状態になってしまっているのかも。

今回ご紹介した原因に注意し、対策を継続して1~2週間経過してもまったく改善の兆しが見えないときには、皮膚科で診察してもらうことをオススメします。
手遅れになる前に、適切な処置とお薬の処方をしてもらってくださいね。

まとめ

今回は、髪の毛が顔に当たることで「肌荒れ」をしてしまう原因と対策について、わかりやすく解説してきました。
髪の毛のせいで肌荒れしてしまうのは、決して珍しいことではありません。
特に、美容院に行ったばかりの「切りたての時期」や、長年ロングヘアだった人が急にボブやショートスタイルに変身したりすると、普段と違った髪の刺激がお肌に伝わって、かゆみ、赤み、ニキビが出てくることも。

せっかくキレイになるために髪型をチェンジしたのにも関わらず、今度はお肌が荒れちゃうなんて悲しいですよね…。
ぜひ、早めの原因究明と正しい対策で、元通りのツルツル肌を取り戻しましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

原宿一人経営美容師MAX戸来

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株式会社マクスタート/代表取締役社長 戸来正博 岩手の美容専門学校卒業後20歳原宿の美容院に務め→21歳退社後フリーランスのスタイリストデビュー→22歳美容...

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