解説!日焼け止めの男性用と女性用の違いはあるの?

スキンケア
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みなさんこんにちは、元美容部員のsukoです。

近年、春から夏までの移行があっという間で、ちょっと寒いな〜と思っていたのに気づいたらもう半袖、なんて思うことが多くなってきましたね。そんな時は日焼け止めで紫外線ケアも行う方が多いのではないでしょうか?

今日は、そんな日焼け止め事情についてお話していこうと思います。

◆日焼け止め、男性用と女性用の違いはあります!

 

結論から言うと、理由があって男性用と女性用、それぞれに特化した日焼け止めが販売されています。

近年、地球温暖化やオゾン層の破壊で気温上昇・紫外線量増加と肌に負担がかかりやすい環境になっています。そんなこともあり日々の研究も進んで、今や日焼け止めは男女問わず使うことが当たり前となり、更には男女別れて販売されていることはご存知でしょうか?

もちろん男女兼用で販売されているものもたくさんあります。

しかし、ドラッグストアや雑貨店へ行くと、日焼け止めを男女別で分けて販売しているメーカーさんが増えてきたように思います。

では何故、日焼け止めが男女分かれて販売されているのでしょうか?

◆日焼け止めが男性用と女性用で分かれているのか

 

日焼け止めが男女別で分かれている理由、

それは肌構造の違い」にあります。

まず前提として、日焼け止めの必要性について簡単に。

日焼け止めには紫外線をカットすることで肌を守る効果があります。この守る効果、化粧品の項目の中では日焼け止めしか効果を持っていません。化粧水や乳液だけでは、紫外線から守りきることは難しいということです。

そして、紫外線を浴びた肌はこんなことが発生してしまいます。

◆シミ・しわの発生

◆やけど・水ぶくれのリスク

◆白内障・皮膚ガンのリスク

たかが紫外線、、と思っていても、人によってはガンのリスクにまでつながるお肌の敵です!筆者が化粧品勤務時代に得た知識として、

「肌トラブルの元になる要因の8割は紫外線と言われている」

という事実を知りました。

見た目の影響ももちろんですが、寿命にも関わるところですので男女問わず日焼け止めを使ったケアは必須ということがお分かり頂けたかと思います。

 

 

さて、ここからが本題の男女別で分かれている理由です。

分かれている理由は先ほど言った通り、

男女それぞれにおける肌構造の違いに起因しています。

この肌構造の違いには、大きく3つの要素が関わっています

それが、「皮膚の厚さ・皮脂の分泌量・水分量」です。

皮膚が厚いのは男性、薄いのは女性です。

特徴としては、肌が厚いほど紫外線に強いのでシミ・シワが出来にくいのですが、キメ(肌の美しさを決める要素)は荒くなります。

次に皮脂の分泌量ですが、皮脂が多いのは男性、少ないのは女性です。

皮脂は、顔の水分と混ざると「皮脂膜」と呼ばれる天然の日焼け止めのような効果を持つものに変わります。なので、皮脂も最低限は必須なんです。しかし、余分な皮脂は、肌がべたついて不快な点に加えて、かゆみ赤み・ニキビの原因になります。男性は女性に比べて皮脂量は約3倍なので、皮脂コントロールは必須な構造なんです。

最後は水分量。肌の水分量が少ないのは男性、多いのは女性です。

別記事でも掲載しましたが、男性の肌はもともと内部に水分を溜め込む力が女性より弱いんです。失った水分を補おうと内部も頑張ろうとするわけなのですが、補う材料を出しやすい「皮脂」で補おうとしてしまうので、より顔がテカってしまうという悪循環に陥ってしまうんです。男性は女性に比べて水分量が半分程度、もしくはそれ以下と言われています。男性は、皮脂コントロールに加えて保湿ケアもしないといけない肌なんです。

上記を男性女性の肌ごとにまとめると、

男性の肌特徴

◆皮膚の厚さが女性に比べて厚いので紫外線には強いが、肌のキメが粗いため見た目の美しさが簡単に損なわれやすい構造

◆皮脂量が女性に比べて多いので、皮脂コントロールをしないとテカリ・べたつき・かゆみ・赤み・ニキビの肌トラブルの原因を引き起こす

◆水分量が女性に比べて少なく、不足した水分を自身の皮脂で補おうとする悪循環に陥りやすいので、保湿ケアが欠かせない構造

 

女性の肌特徴

◆皮膚が薄いので、男性に比べ紫外線に弱い。肌のキメは細かいのでタメージを抑えることができれば、美しい見た目をキープできる構造

◆皮脂量は男性に比べて少ないので、スキンケア等で補わないと簡単に乾燥を引き起こす構造

◆水分量は男性に比べて多いので、正しく水分・油分を与えることができれば美しい肌をキープしやすい構造

上記のような肌構造の違いから、男性・女性それそれの日焼け止めが出ているんです。

 

なるほど!男女専用の理由や肌構造は分かった。じゃあ、どんな日焼け止めを選べばいい訳?と、いう訳でここからは、男性・女性それぞれの日焼け止めの選び方をお話ししていきます。

日焼け止めの選び方

日焼け止めの選び方ですが、ライフスタイルに合わせて選ぶことをオススメします。

まず、男性用・女性用共通のチェック項目として、

◆SPF/PA値と落としやすさ

男性用女性用特化のポイントとして、

◆成分と香り

のチェックをしましょう。

 

SPF/PA値と落としやすさ

紫外線は2種類あり、SPF値は紫外線B波(UVB)、PA値は紫外線A波(UVA)を防ぐ強さを示したものになります。

◆紫外線B波:「レジャー紫外線」と呼ばれ、夏に急激に強くなります。

強くなった紫外線B波は、肌の表面部分に強いダメージを与え、赤みやひりつきを引き起こします。屋外レジャーや海水浴などで肌が痛くなるのは紫外線B波の影響と言う訳です。

表記方法は数字で0〜50+まで。数字が大きくなるほどその時間に耐えられる紫外線量を示しています。比較しているのは紫外線カットの継続時間ではなくて、その時間に耐えられる紫外線量なんですね。

◆紫外線A波:「生活紫外線」と言われ、夏に強くなる傾向ががあるものの、1年通して相当量が出ているタイプになります。

この紫外線A波、とても厄介でB波に比べて痛みを感じにくい上に肌の奥までダメージを与えるので、シワ・たるみ・黄ぐすみ等老化に関わる肌問題を引き起こします。筆者の勤務していたメーカーでは、この紫外線A波をわずか15分浴びただけでダメージを受けて肌老化の進行が発生した、と言う内容を耳にしました。

表記は、プラスの数で強さが表記されています。数値で表記されないのは、UVAのブロック率を評価する良い分析法が存在しないためなんです。

・「PA+」……UVA防止効果がある
・「PA++」……UVA防止効果がかなりある
・「PA+++」……UVA防止効果が非常にある
・「PA++++」……UVA防止効果が極めて高い

また、SPF値やPA値が高くなるほど、汗・水と隣り合わせにあるシーンで使うことが想定されるので耐水性(ウォータープルーフ)のある処方がされます。耐水性で落ちにくい日焼け止めを買う場合はクレンジング剤も同時に買う必要があるので注意が必要です。また、耐水性があるということは、落としにくかったり人によっては肌への負担を感じることがあります。なので、少ししか出かけないような方や敏感肌の方が紫外線カット効果が高いからといってSPF50+やPA値++++を使うのは、ナンセンスと言うわけです。

 

この内容を踏まえ、筆者オススメのSPF/PA値の選び方は、

・日常生活(通勤・近所への買い物や散歩など):SPF20−30/PA++

・屋外での軽いスポーツ・営業の外回り:SPF30−40/PA+++

・長時間日光に当たるとき・炎天下でのスポーツ(ゴルフ・海水浴など):SPF50+/PA++++

成分と香り

前述の通り、男性は女性と比べるとどうしても肌に脂質が多くなりがちでメイクをする方も多くないよ思いますので下記の成分を配合した日焼け止めは構造上適しているのでにオススメです

◆男性の肌に合いやすい成分:

・保湿成分

・皮脂コントロール成分配合

・さっぱり・サラサラした使用感

・白くならないメイク効果なしの製品

女性はキメを整える保湿成分入りや肌が薄いので、シミ・シワの発生リスクが上がるので美白・アンチエイジング効果のある成分配合が相性○です。またメイクをすることが多いので、化粧下地に紫外線カット効果のある日焼け止めも一石二鳥でオススメです。質感は油分の量が少なめなのでしっとり質感で肌質アップを狙いましょう!

◆女性の肌に合いやすい成分:

・保湿成分入り

・美白・アンチエイジング効果

・しっとり質感

・紫外線カット効果のある化粧下地など(メイクアップ効果のあるもの)

まとめ

今回は、日焼け止めの男性用と女性用の違いについてお話しました。

男性用女性用で日焼け止めに違いがあり、その理由として肌構造が

男性:皮膚が厚く、皮脂量は多め、水分量が少ない

女性:皮膚が薄く、皮脂量は少なめ、水分量が多め

と言う特徴にあわせた日焼け止めが必要だから。

男性用女性用それぞれにオススメの日焼け止めは、

男性用:保湿成分・皮脂コントロール成分配合・さっぱり、サラサラした使用感・白くならないメイク効果なしの製品

女性用:保湿成分入り・美白・アンチエイジング効果・しっとり質感・紫外線カット効果のある化粧下地など(メイクアップ効果のあるもの)

であることがわかりましたね。

1年通して紫外線は降り注いでいるので、使用シーンや日焼け止めの強さを照らし合わせて選ぶことも忘れずに。

それではまた⭐︎

元美容部員 SUKO

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