セラミドとは?成分特徴やオススメの化粧品選びも!

成分解析
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みなさんこんにちは、SUKOです。

今回のテーマは「セラミド」です。

最近店頭で「セラミド入りで保湿UP!」の内容を目にすることがありますが、実はセラミド自体は保湿成分ではないことをご存知ですか?

保湿成分じゃないからじゃあ一体どんな効果があるの?の疑問からオススメの化粧アイテムについて解説していきます。

それでは早速みていきましょう

 

セラミドとは?

肌の一番上にある層「表皮」内の一部である「角質層」にいる成分です。もともと体の中に存在しており、体内で作り出すことができる成分でもあります。生成が順調な時は健やかな肌状態をキープできますが、何らかの原因が発生すると体内の生成量が不足して、乾燥などの肌トラブルにつながります。

種類

研究によって、いくつか種類があり、それぞれの働きが異なる事が分かっています。少し前までは、10種類以下と言われていましたが、近年もっと多くの種類があることがわかりました。しかし、現時点で全ての種類は明らかになっておらず引き続き研究が行われています。化粧品等に含まれているものは、体内に存在していることがすでに分かっているものが配合されているケースが多いです。化粧品の成分表示されているものをいくつかご紹介すると、

 

セラミド1(EOP):バリア機能

→摩擦や紫外線など外部刺激からのバリア機能をサポートします。全体の約8%の割合で存在しています。

セラミド2(NSまたはNG):保湿

→保湿機能をサポートする働きを持っており、人間の肌にもっとも多く含まれていて、全体の約21%を占めていると言われています。

セラミド3(NP):保湿+シワ軽減

→保湿機能だけでなく、シワを軽減する機能があります。全体の約18%の割合で存在しています。

セラミド4(EOH):バリア機能

→角質の脂質バリア層をつくります。全体の約5%の割合で存在しています。

セラミド5(AS):バリア機能

4同様、角質の脂質バリア層をつくります。全体の約19%の割合で存在しています。2(NS/NG)に次いで肌内部に多く存在しています。

セラミド6(AP):保湿+ターンオーバー促進+シワ軽減

→3(NP)同様に水分保持の効果に加えて、ターンオーバーの促進やシワ軽減の機能も併せ持っています。全体の約9%の割合で存在しています。

 

ちなみに、3と6は加齢とともに減少することも分かっています。体内で産生する力は、赤ちゃんの時をピークに、30歳を超えると大幅に低下し始め、50代の量は20代の半分程度とも言われています。年をとって肌が乾燥してくる理由の1つとして、セラミド不足も関わっているという訳なんです。

ほかにも数多くの種類があるのですが、まだまだ詳細が明かされていないものもあります。肌のバリア機能維持のために必須な成分であり、化粧品等の接触摂取・食事等の経口摂取は重要であるものの、全ての種類解析は終わっておらず、最善の摂取方法はまだまだ確立されてはいないという訳です。

 

セラミド不足はアトピーの原因に?

セラミドが不足すると角質細胞の綺麗な配列を維持する力が弱くなることで角質層内に隙間ができます。この隙間から肌の水分が逃げるだけでなく、紫外線等の外的な刺激を受けやすくなります。特に1・3・6が少なくなると皮膚を過敏にさせ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの原因になるといわれています。

アトピー性皮膚炎の人や乾燥肌の人は、もともとセラミドの量が少なめという特徴があり、そのことが原因で肌のバリア機能が低下し、肌内部から外部へ水分が失われやすくなったり、肌が乾燥したり、抗原や化学物質が肌内部に入りやすくなります。外的な刺激が侵入すると、肌内部でアレルギー反応が起こり、肌ではかゆみや炎症などの色々な問題が発生します。アトピー性皮膚炎の人や普段から肌が乾燥傾向にあるカサカサ肌の人は、減少傾向の強い1・3・6の摂取に加えて、保湿効果の高い2も取り入れてみることをオススメします。

 

 

さて、ここまで成分特徴について話してきましたが、ここで最初にお話した内容を振り返りましょう。

「実は、セラミド自体は保湿成分ではない」

え?でも、特徴説明で保湿機能持ってるって言ってたじゃん!とお思いの方もいると思います。次は、保湿成分ではないなら一体なんなのか?についてお話していきます。

 

セラミドは保湿成分ではないなら一体なに?

 

そもそもセラミドは「細胞間脂質」と言う仲間の一部で、細胞間脂質の半分を占めていると言われています。「脂質」という名前がつくだけあって油性の特徴を持っています。油性ということは、保湿=水分とは真逆ですよね。水と油を同じコップに入れても混ざらず分離してしましますから。

では、なぜ油性機能を持つセラミドに保湿成分効果が高いかのような内容が出回っているのか?

セラミドが存在している場所の説明をしたと思いますが、通常の説明だとちょっとわかりづらいので、例え話を使っていきます。角質細胞をレンガ、細胞間脂質をセメントに置き換えてに説明すると分かりやすいかと思います。

良好な角質層は下記図の通り、同じ大きさの角層細胞が綺麗に並んでいます。この、綺麗に並んだ角質細胞の間のセメントのように繋ぎとめているのが細胞間脂質です。この綺麗な配列が何層にもなることで強力なバリア機能が生まれます。肌がダメージを受けたりアトピー性皮膚炎の人はこの角層細胞の配列が乱れてガタガタになっていたり、層の数が少なくなることでバリア力が弱くなる訳です。

角質層内における細胞間脂質の働きは2つあり、

 

細胞間を埋めて外部の刺激から肌内部を守る機能

肌内部の水分を外に逃がさない機能

 

2つの機能を持っていることは研究で明らかになっていますが、先ほどお話ししたセメントのように角層細胞の綺麗な整列のつながりを助けて肌表面に隙間を作らせないことで、隙間から入ろうとする紫外線やアレルギー物質の進入を防ぐ効果に大きく起因しているので「バリア機能」がメインになります。と同時にこのバリア機能、内側から蒸発しようとする水分も逃げないようにする効果もあります。

つまり、外からも内側からもバリア機能セラミドには保湿機能がある!と謳っているものは、この内側からの水分蒸散阻止の機能を保湿として扱っているんだと思います。

綺麗な配列を作って肌の内側から水分が逃げるのを防ぐという点ではある意味保湿と考えられますが、同じく角質層内にいる「NMF(天然保湿因子)」というアミノ酸が、水分を取り込んでキープする働きを持っているので、NMFが角質層内の保湿機能はメインになります。

とはいえ、細胞間脂質の約半分をセラミドが占めているので、不足することでバリア機能低下と乾燥に直結していると言えるので、乾燥対策に摂取することも方法の1つと言えるでしょう。

セラミド入りの化粧品・食品の選び方

さて、セラミドの正体もだいぶわかってきたと思います。ここからは、効率良く美肌へ導くための活用法の話になります。

 

アイテムは乳液・クリームを選ぼう

先ほど記載した通り、セラミド自体は油性特徴を持っています。油性成分を配合するのに適しているのは乳液やクリーム。化粧水からの摂取も悪くないですが、水分を多く配合している保湿アイテムですし、油性成分の配合量にも限度がありますので、効率的に摂取したい場合は、乳液・クリームからの摂取が効率的です。

 

食事からも摂取しよう

化粧品に入っているものは、食品から抽出して配合しているものもありますので、普段の食事から摂るをこともポイントです。

動物性:牛乳・卵・馬

植物性 :米・とうもろこし・小麦・大豆・コンニャク・ほうれん草
食事から得られる栄養は生命維持に必要な部門(心臓や脳)から順に使われていきます。なので肌へ栄養が回るのは後になるので、外から化粧品で与えるケアと経口摂取で内側からWケアを行うことが効率的なセラミドケアにつながります。

まとめ

今回は、セラミドについてお話しました。
・肌表面の角質層内にいる肌のバリア機能メインを担当している
・いくつか種類があり、アトピー性皮膚炎・乾燥肌体質の人は、セラミド1・3・6が減少傾向なので摂取を積極的に行う事
・スキンケアアイテムでは、油性成分を配合しやすい乳液・クリーム利用が効率的
・食事では、牛乳・卵・馬・米・とうもろこし・小麦・大豆・コンニャク・ほうれん草に多く含まれています
肌表面のバリア機能といえばセラミドが重要な機能を持っていますので、美肌維持のためにぜひ自分に合うアイテム選びや食事メニューを選んでみてください。
それではまた!

元美容部員 SUKO

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